外壁塗装の梅雨

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家の美観を維持し、家を長持ちさせる為に必要な外壁塗装、その工事を依頼する時期に向き・不向きがあるのでしょうか。
今回は外壁塗装を依頼する時期についてご紹介しましょう。

梅雨は外壁塗装に不向き？

一般の方の多くが、外壁塗装に向かないであろう時期に「梅雨」を選んでいます。
その次が「夏場」を挙げる方が多くなっていますが、その理由は、「梅雨は雨が多く湿度が高い為、塗料が乾きにくいのでは？」、「夏場は気温が高いので、塗料の乾燥が早くヒビ割れを起こしたりするのでは？」というものでした。
アンケートを取った際に7割近い一般の方が梅雨・夏場の外壁塗装は不向きと答えたのに対し、業者の回答は「梅雨・夏場も可能」という回答が多くなっています。

気温よりも湿度が重要

専門的な知識と経験を持っている業者側の回答では、気温よりも湿度が重要ということでした。
その為夏場は外壁塗装には何も問題はありませんが、強いて言えば「作業する人間が暑い夏場の野外での長時間作業が体力的に辛い」、「窓を閉め切るのでエアコンがないとお客様は辛いのでは」という作業従事者やお客様の体調・気分の部分の方への影響でしょう。
梅雨の時期も「湿度が余程高くなければ塗装作業に何の問題もない」という業者がほとんどです。
業者により返答は違いますが、ある業者は「湿度90%以上でなければ問題ない」と答え、ある業者は「雨が降らなければ可能」と答えています。
「作業は可能だが向いているとは言えない」という回答を寄せている業者もありましたが、大部分の業者は梅雨場の外壁塗装も可能と答えています。
そして業者側が最も外壁塗装に向いていないと挙げる時期は、「真冬」という回答でした。

とはいえ、梅雨は雨が多く施工できる時間が限られる

上記のように、現在の塗料であれば音戸や湿度に注意すれば年間を通じていつでも施行可能ではありますが、梅雨の時期は雨が多く湿度が極度に上がることも多い為、施工できる時間が限られてきます。
そうなると施行日数が長くなってしまう場合もあるということでしたので、外壁にカバーをずっとかけられたままの期間も長くなってしまうというデメリットもあります。